落語家・三遊亭楽生の伝わるコトバ、響くコトバ
苦手意識を克服するスピーチ術
~わかりやすい喋り方にはコツがある~
オンライン講座「社長の専門学校」今回の落語家・三遊亭楽生の伝わるコトバ・響くコトバです。落語家、三遊亭楽生が、言葉のプロとして修業時代から研鑽した人に伝わる喋り方・話し方について、事例を交えてわかりやすく学んでいきます。
セミナーや講演会、プレゼンで複数人の前で話す機会がある人におすすめ講座です。長時間聴衆に対して引き付けるトーク、相手が納得するトーク、何よりも話者に魅力を感じてもらうトーク、プロの落語家から学びましょう。
三遊亭楽生氏の師匠は、六代目三遊亭円楽氏。笑点でお馴染みの6代目の総領弟子です。深川江戸資料館にて独演会を開くほか、定期的な勉強会を国内外で精力的に開いています。本格的な古典落語を演じ、声量の豊かさとメリハリの利いた高座が特徴です。
スピーチが得意だという人は少ないと思います。なぜ苦手かと聞くと「面白いことが思い浮かばない」と答える人がすごく多い。落語はストーリーが決まっています。代々伝わるものなので面白い構成になっています。ところが、同じ噺なのに同じような反応にはなりません。何が違うのでしょうか?それは、伝える力、スピーチの力量が影響します。
構成力
- 何より大事なのはオチ
話している最中に迷子にならないようにゴールを決める。落としどころを決める。
- 針小棒大くらいがちょうどいい
言いたいことに価値をもたせる
- 押してダメなら引いてみる
いきなり言いたいことを言わず、別のところから攻めてみる
伝達力
- マイナスをできるだけ減らす
粗語・・あれ、これ、それなどの指示代名詞。便利な言葉だけど話がぼやけてしまう
片言・・気持ちの入っていない言葉は伝わりません
重複・・同じ言葉の繰り返し、えー、あー、けど、など言葉尻など同じ言葉の多用は話を分かりにくくする
小声・・小さな声、聞こえなければ伝わりません
- プラスをできるだけ増やす
声には3つの抑揚がある
・高低
・早遅
・押引
簡単に矯正が効くのは高低。高い声は明るく元気にはっきりと聞こえます。一音上げて話してみると随分印象が変わります。
この講座で学べること
・喋ること、話すことに対する自信
・喋ること、話すことにおける語彙の使い方や思考の幅の多さと深さの理解
・コミュニケーションすることにおける基本的な理解
・喋ること、話すこと=伝わることの大切さ、どうように真に理解してもらうかの技術
・コミュニケーションすることの楽しさ
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